現役ファイナンシャルプランナーがアドバイスする学資保険の入り方
学資保険によくある質問
(1)学資保険に入りたいのだけれども、どこの会社の学資保険がおすすめなの?と、聞かれることがあります。
▲この質問のしかた、いいですねぇ〜。とってもストレートです。
(2)学資保険って、こども保険とどこが違うの?同じなんでしょ?なんで呼び方が違うの?
▲この質問もよくされます。素朴な疑問ですね。解決しておきましょう!
(3)学資保険って、いつ入るとお得なの?おばあちゃんが掛け金払ってくれてもいいの?
▲こんな質問をする人は、具体的に加入を検討している人ですね。学資保険に入る前にもう一度確認しておきましょう!
(4)掛け金はいくらぐらいがいいの?ソンはしないの?
▲学資保険に限らず、保険全般に多くある質問です。やっぱり知らないとソンしますね。
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さて、学資保険に加入する前に、そもそも学資保険ってなんなのか?知っておく必要がありますね。
学資保険に加入する大きな目的は・・・「教育資金の計画的な積み立て」つまり、貯蓄です。やがて子供が成長し、例えば高校や大学へ進学する際に突然入学一時金として(例えば)200万円用意するのはひと苦労。そんな時のために計画的に徐々にお金を貯めていきましょう!というのが、学資保険の目的です。だから、郵便局なら貯金、銀行なら預金で計画的に積み立てても全く構わないのです。学資保険に入らないと積み立てできない人は、学資保険がいいのかもしれませんが、別に郵便局や銀行の普通貯金や普通預金、定期積み立てなどでも構わないのです。
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ではなぜ学資保険やこども保険のように「保険」という文字がついているのでしょうか?
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ここが少しだけ預金や貯金と違うところです。学資保険は、契約者が必要です。それから被保険者もいます。つまり、ココが保険なのです。
預金や貯金は積み立てている人が例えば子供の父親や母親、場合によってはおじいちゃんやおばあちゃんなどです。例えばここでは母親が積み立てていたしましょう。しかしある日突然の不測事態が起きて、母親は残念ながら生を閉じてしまいました。すると、残った誰かが引き続き貯蓄をしなければ、ここで貯蓄は終わってしまいますね。
カンの良い方ならもうおわかりですね。そうです。この母親が契約者となっていれば、子供の貯蓄は契約の内容に従って、その後の掛け金はすべて免除され、なおかつ必要な時期につまり高校や大学に入学するときになど、必要な資金が
子供のために受け取れる機能があるのです。だから保険なのです。
さて、次に「学資保険」と「こども保険(子供保険と漢字で書いてもある場合もあります)」の違いについてですが、単純に会社によって呼び方が違うだけだと思って構わないでしょう。但し上記で述べたとおり、基本的な目的は貯蓄で一緒なのですが、会社によって若干ではありますが保障内容に違いがあります。例えば、子供が入院したときに入院費が出るとかでないとか。あるいは契約者である父親や母親が万一死亡もしくは高度障害になった場合には、育英資金と呼ばれる保険金が定期的に支払われるなどです。
結局のところ、これは私の考えですが、子供保険は「貯蓄」が目的です。貯蓄が目的であれば、利回りの良い学資保険をおすすめしたいです。現在人気が比較的高いのは、通信販売の学資保険です。余計な経費をなるべく抑えた分、掛け金(正確には保険料と呼びます)が安くて、他の商品に比べると、たくさん戻ってくる学資保険がいいですね。
例えば、下記ようなところで一度でも資料請求してから、加入するべきです。
例えば外資系の通信販売のこども保険 → 無料で資料請求できます
ただし、最近ご存じのように低金利が続いています。正直言って、あまり魅力的な貯蓄プランを保険会社に求めるのは難しい時代です。
例えば0才で加入すると、今の低金利で15年から22年間ほどの長期間にわたり低金利で運用することになります。これはプロの目から見ると決してお得とは言い難いです。投資信託や、国債なども検討しても良いのではないかと感じる今日この頃です。
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