SPI試験とは

SPI(Synthetic Personality Inventory シンセティック パーソナリティ インベントリー)の頭文字を取った試験の名前です。SPIは企業の人事採用者などが好んで使う適正テストで、おおまかなテストの内容は、「能力適性テスト」と「性格適性テスト」をひとつにまとめた総合適正検査といったかんじです。
SPIは企業が人事選考などで、ある一定の基準を元に評価する際に参考になるものとして、重宝がられているようです。もともとアメリカのミネソタ大学の心理テストであるMMPIが原型となっているようで、日本の企業である日本リクルートセンターが日本向けに開発した試験である。歴史はまだ浅く、1974年に日本国内でリリースされたようですが、最近ようやく多くの企業の人事関係者が好んで取り入れるようになった感があります


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そもそもSPI試験で何ができるのか?

SPIは直訳すると「個人を総合的に棚卸した結果」とでも訳されよう。日本リクルートセンターが日本向けに開発したSPI試験は、実はある意味とっても便利な個人採点方法のことなのです。
例えば企業の人事採用で「ドドーッ」と応募してきた、多数の中から適当な選考をする際に用いたり、面接時の基礎資料として利用したり、客観的なデータや比較のためのデータとして数値で利用できる大変便利な個人採点表なのである。これらは、採用時だけでなく企業内の人事配置や昇進昇格などさまざまな場面で活用できる数値になるのです。
皮肉って言えば、個人の能力を数値化して、その数値で人を評価できることになれば、人事部も人選が非常にラクになる上、言い訳もしやすくなったツールともいえます。

SPI試験対策は簡単です!

試験はマークシートによる選択式で、出題されます。比較的幅広い分野から出題されるのですが、一回でも模擬試験を体験していれば、別にビックリするようなことではありません。事前の準備があればSPI試験の対策はバッチリです!一度経験してしまえば「こんな感じなんだぁ」って、焦ることもないでしょう。ただしかなり出題数が多いので答える集中力が要求されます。
前述の通り、SPI試験では性格検査と能力検査がテストされます。
SPI試験の性格検査は情緒的に安定しているかとか、対人関係や組織への適応力を測定します。行動力や社交性、根気強さなどもみます。もちろん仕事に対するやる気や意欲も大切ですね。ものの見方や判断の方法などについてもテストされます。
SPI試験の「くせ者」は、能力検査です。とにかく幅広い範囲から出題されます。たぶん事前の準備がない人は時間が足りないと感じるのではないでしょか。文章問題、虫食い問題。中学校〜高校生レベルの方程式、物理的問題などが出題されるので、昔解けた問題でも突然目の前に現れたら、たぶん解けないことでしょう。
一度頭の中を棚卸ししておくことをおすすめします!

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